ブリスベーンから北の方にM1道路で車で向かっていくと、街のない場所ではほとんどがサトウキビ農園でした。実際走った距離はポートダグラスまでなのですがあちこちで広大なサトウキビ農園を確認できました。で!こんなに砂糖消費するのかな???と疑問に思ったのでサトウキビとは何ができるのか調べてみました。
サトウキビはカタカナなので偶然サトウという名前が付いているだけの植物と最初に思ったのですが、実際漢字もあり「砂糖黍」と書くそうです。英語ではSugar Caneというそうです。
サトウキビは、砂糖だけではなくオーストラリアのガソリンスタンドなどにたくさん存在するエタノール燃料を生産することができるそうで他にもラム酒、パルプ(紙など)なども生産でき特に最近では原油価格の高騰が大きく響き、エタノールへの需要が高まり、砂糖の価格までもが世界で高騰しているそうです。
現地のオーストラリア人の話によると、サトウキビ農園はたくさんの人件費がかからず、簡単に栽培することができるらしく大きな利益を得ることができるそうです。また、道路の途中でよく見かけたのですが、サトウキビを運搬する専用の鉄道も走っておりこの周辺の土地では経済がサトウキビに依存していることが伺えました。
オーストラリアでこれだけたくさんのサトウキビをみたのですが、実際サトウキビの一番の生産国は世界の28%のサトウキビを生産しているブラジルだとか・・・沖縄でサトウキビは有名なのですが、土地の大きさから世界の生産量を考えるとかなりわずかな生産量と想定できます。