マレーシアで証券口座開設しました。すでにシンガポール、日本に口座を持っているのですが、あまり興味なかったのですが、株主優待券をいろいろいただくのを目当てに開設してみました。
残念ながら、マレーシアでは株主優待券を発行するような企業はないという話でした。今後いろんな銘柄を最低売買単位で取得して報告していこうと思います。
まずマレーシアでの市場の時間は朝9時から17時までで12:30から14:30が昼休みになります。CIMB Securitiesの手数料についてですが、
インターネットで注文した場合
RM100,000未満の取引
売買代金の0.42% または最低手数料RM12
RM100,000以上の取引
売買代金の0.21%
電話で注文した場合
RM100,000未満の取引
売買代金の0.60% または最低手数料RM40
RM100,000以上の取引
売買代金の0.30%
となります。
これは片道の手数料で売るときにも同様に手数料がかかります。
また、国の手数料で売買代金の0.10%でStanping dutyが発生し、それとは別に0.03%のClearing feeが売り買い共にかかります。
(ただしStamping Dutyは最低RM1、最高RM200になります。)
ですので、RM100,000以下の取引は0.55%と考えていいと思われます。
また、売買の際には預けている現金の3倍までの注文をだすことができ、株券を持っている場合はその時価総額相当の買い注文をだすことができ、3日以内に払わないと自動的に売却されるようです。
ここまでは普通なのですが、マレーシアの場合は配当金に対して28%の税金がかかります。安定した企業の株でも8%ぐらいの配当金を出しているところもあるのですが、28%も引かれると5.76%ということになります。
ただし売却益に対して税金はかからないようで、マレーシアの市場ではあまり配当金目当ての投資をしないでデートレーダーのような人が多いようでマレーシア、シンガポールのカジノを経営しているGentingという株を売買される方が多いようです。
日系企業ではAEON .6599, PANAMY .3719(Panasonic Manufacturing)という銘柄で上場しております。10年前の株価と比較すると大手企業でも7倍から10倍ほど値上がっている銘柄も珍しくなく、円高になったとしても投資していたら儲かっていたというような銘柄が多くあります。
マレーシアも製造業は中国に受注を奪われているといわれているのですが、英語が話せて比較的に物価が安く治安も安定しているのでこれからも魅力はある市場かもしれません。
株式投資としては配当金に対して28%の税金はいただけませんが、隣のシンガポールでは無税ですので、シンガポールで投資している人が多いと考えられます。イスラム教では働かないで収入を得ることは許されていないようで、カジノにもマレー系の人はほとんどおりません。配当金、利息を受け取るのはイスラム法では違法のようで、それで配当金に重税をかけているのだと考えられます。
日本の株を買うよりかは魅力的かもしれません・・・・・
CIMB Securities
http://www.itradecimb.com.my/
BURSA Malaysia(マレーシア証券取引所)
http://www.klse.com.my/
とりあえず、ブルーチップをお気に入りに入れておきました。
パナソニックマレーシアで10年前と比べて4倍程度