Xperia Playのファームウェアの書き換えをしてみました。私が購入したXperia Playはマレーシアで購入したものでもともとSIM LOCKなどなく、過去にXperia X10でもやったことがあるので簡単にできました。しかし、久しぶりだったのでいつくかの点でやってしまった!と思ったこともしばしば、4.0.2.A.0.62に一旦してしまい、ROOT化できなくなってしまった!などと思いながら解決していきました。
まずは、ファームウェアを更新したりroot化するメリットから説明させていただきます。
1、ファームウェアを更新することによって、最新のアプリなどにも対応する。
2、元から入っているいらないアプリを削除できるようになる。
3、いらないアプリを削除することによって改良されたアプリに変更できる。
(マレーシアなど一部の国ではGoogle Map Navigation非対応だけど対応するバージョンをインストール可能)
4、Root化しないと使えないアプリが使えるようになる。
などです。ファームウェアの書き換えツールはX10 Flashing Tool Version 0.6.9.0というツールですが、ftfという拡張子のファイルをダウンロードし、特定のフォルダに保存するとそのファームウェアに書き換えることが可能になり、海外のキャリアなどのバージョンなどをインストールすることも可能になります。日本ではDocomoというロゴがでてくるようにAT&T, Singtel, Telstraなどなど・・・
では、その手順を説明したいと思います。
1、必要なアプリケーションをダウンロード
Flashtool v0.6.9.1
android-sdk_r18-windows.zip (お手持ちのOSに対応したものをDLしてください。)
R800i_4.0.2.A.0.42_Generic_UK.rarをダウンロード後、解凍してftfファイルを取り出してください。
2、SDKのインストールパソコンの設定
android-sdk_r18-windows.zipなどをインストールした後にアップデートできるものをすべてアップデートしてください。それからスタート→コントロールパネル→システムから選んで「詳細設定」のタブをクリック。それから「環境変数」のアイコンが下の方に出てくるのでそれを選択。それからシステム環境変数の下の枠の中に変数がpathというのを選択し、変数値にSDKをインストールした場所のplatform-tools,toolsのフォルダを開いてそのパスをコピーして作成してください。
例:「;C:\Program Files\Android\android-sdk\platform-tools;C:\Program Files\Android\android-sdk\tools」
このPathに追加する過程がややこしいのですが、「;C:\android-sdk-windows\tools;C:\android-sdk-windows\platform-tools」を追加するのですが、追加した後は、私のパソコンの例ですが、
%SystemRoot%\system32;%SystemRoot%;%SystemRoot%\System32\Wbem;C:\Program Files\ATI Technologies\ATI.ACE\Core-Static;C:\Program Files\Common Files\Sony Shared\FeliCaLibrary;C:\Program Files\Common Files\Sony Shared\FeliCaNFCLibrary;C:\Program Files\Common Files\Roxio Shared\10.0\DLLShared\;C:\Program Files\Intel\WiFi\bin\;C:\Program Files\QuickTime\QTSystem\;C:\Program Files\Android\android-sdk\platform-tools;C:\Program Files\Android\android-sdk\tools
になりました。これでコマンドプロンプトからソフトウェアのインストールなどもできるようになります。
3、Flashtool v0.6.9.1をインストール
ダウンロードしたflashtool-0.6.9.0-windows.exeを立ち上げるだけです。通常はCドライブのlocal directoryにインストールされ、CドライブのFlashtoolというフォルダの中のfirmwaresというフォルダにインストールしたFTFファイルを保存してください。
4、Flashtoolの起動
Flashtoolを起動すると下記のような画面が表示されます。
それから雷のようなマークを押してください。それからFlashmodeを選んでOKを押してください。
ここにFirmwareのフォルダにインストールしたものが表示され、インストールしたいファームウェアを選択してください。
Preparing files for flashingと出たままとまっているように見えますがお待ちください。
後は、この指示に従って作業すれば完成します。インストール後、なかなか画面は出てきませんが、異常ではありません。
これで完成です。
この方法であれば、簡単にroot化できない4.0.2.A.0.62にしてしまった場合でもダウングレードすることも可能です。Xperiaシリーズはこのようなファームウェアなどの情報が豊富で一番改造するのが楽しいかもしれません。Xperia Playだけに限らず、arc, ray, neo,などもファームウェアの変更root化は簡単にできるようです。
ちなみにroot化はバージョン4.0.2.A.0.42であればGingerBreak-v1.20.apkでできます。ファームウェアが4.0.2.A.0.62ではできませんのでダウングレードしてください。
ピンバック: C2305 (Xperia C)にCWM リカバリー導入方法 | CyberCiti社長日記