シンガポールで大気汚染が深刻というニュースが最近あったのですが、シンガポールだけではなく実はクアラルンプールもなのです。ここでは口をそろえてインドネシアの野焼きが原因といっておりますが、マレーシアでも野焼きをしているのは見かけます。最近は特にひどく、目やのどが微妙に痛くなるほどです。
勤務先のオフィスから撮影した写真。23Fから
帰りの信号待ちで撮影
走行中の様子
ヤフーニュースにもなりました。読んだ感想を言えば、インドネシア政府のおっしゃるとおり、シンガポール、マレーシア企業が関与しているとも言えそうだ。日本の商社もかも?
シンガポール、インドネシアの野焼きで大気汚染が深刻化
ロイター 6月21日(金)15時24分配信
[シンガポール 20日 ロイター] – 隣国インドネシアでの野焼きによる煙がシンガポールなどに流れ込んでいる問題で、シンガポールのリー・シェンロン首相は20日、大気汚染が数週間以上続く可能性があると述べた。
リー首相は記者会見で、「インドネシアのスマトラ島で乾季が終了するまで、(大気汚染は)数週間、もしくはそれ以上続くだろう」と述べた。また、被害の大きさから判断して、野焼きに関与しているのは小規模なグループだけではないとの見方を示した。
煙害について協議するため、同国は当局者をインドネシアの首都ジャカルタに派遣。バラクリシュナン環境・水資源相はフェイスブックで「明確な対応を求め
る」とコメントし、「いかなる国や企業も、シンガポール人の健康を犠牲にするような大気汚染を発生させる権利はない」とした。
一方、インドネシアのアグン・ラクソノ調整相(公共福祉)は記者団に対し、「シンガポールは子供じみた反応をすべきでない」と批判。火災に大手企業が関与
している可能性を調査していると明らかにし、「(もし大手企業が関与しているのあれば)一部はインドネシア、マレーシア、シンガポールが出資している」と
述べた。
シンガポールとマレーシアの一部ではインドネシアから流れ込んだ煙による大気汚染が数日間続いており、シンガポールでは20日、大気汚染を示す指数が過去最悪を記録した。焦げたにおいが広がったり建物がかすんで見えるなどの被害が出ている。
煙害の深刻化を受け、ファストフード大手マクドナルドは同国での配達サービスを停止したほか、薬局ではマスクが品切れになるなどしている。