今月初めには韓国に行くことは考えておらず、新しい家に引越したのでオーナーにディポジットを払い、テナントに家を貸していたのですが出て行くことになりディポジットを返還したりお金回りが厳しい状態だったのですが偶然タイ国際航空でRM1,125(KLからSeoul)までの往復航空券を見つけ、休みも承認され運よく韓国に遊びに来ることができました。
初めて韓国に来たときは日本の物価の半額程度で日本人の口にも合うようなレストランがたくさんありショッピングも楽しめたのですが、もはや日本よりも割高なものが目立ち始め韓国が好きでない限り来る理由がなくなりつつある国になってしまいました。ここ最近では円高の時期でW1000が91円程度なのですがもし150円の時期であれば完全に日本よりも物価の高い国と言えます。
今回特に韓国が変わったと思うところは、歩行者がいた場合車はほぼ確実に道を歩行者に譲るようになりました。マレーシアでは車優先社会なだけにかなりマナーが良くなったと思いました。また歩行者も車が来ていなくても信号を守る人が多くこの辺りは日本に並んだように思えました。
今回の滞在は2016年10月13日から10月18日までなのですが、気温は10℃から20℃ぐらいで過ごしやすく外に出て長距離歩く気分にもなれこういうこともマレーシアではあまりできなかったことのように思えます。
今回は短期間ながらいろんなエリアに行ってきたので簡単にまとめたいと思います。
東大門(トンデーモン)
日本人観光客もたまに見かける程度で以前よりも活気がなくなっている感じでした。一部お土産などを安く購入することはできたのですが、現在では多くの国では偽物のカバンなどは税関に見つかれば没収なので売り上げ落ちていると思われます。
仁寺洞・鍾路(インサドン・チョンノ)
初めて自分で宿を予約して宿泊したのはこのエリアでした。ほぼその当時と同じでバッティングセンターまで残っておりました。ただし韓国で始めて宿泊した東山旅館は居酒屋になってしまったのですが、ホテルの入り口のドアがまだそのままでした。スターバックスもこのエリアだけアルファベットではなく韓国語です。
明洞(ミョンドン)
今回行った中では圧倒的に賑わっていました。特に中国人観光客が目立ち日本人の感覚ではどれも値段が高いという物を爆買し多くの荷物を抱えている人が目立ちました。屋台の料理も他の場所ではW1000なのにここではW3000だったり中国人富豪層の価格設定になっておりました。
龍山(ヨンサン)
日本で言う秋葉原のような町なのですが、スマホの普及、オンラインショップの台頭で衰退した町になってしまいました。相変わらずプレステやXbox, Wiiなどのゲーム機などを売っている店が集まったエリアがあるのですが土曜日にも関わらず歩いている人がほとんどいない程度でした。またカメラなどを売っているエリアも広かったのですがそれもスマホのカメラで満足する人が増えたのが原因なのか人が歩いていない状況でした。まるで日本の家電メーカーの衰退と連動しているような印象でした。
梨泰院(イテウォン)
欧米人が多く集まるエリアでカフェがたくさんあり偶然有名人がライブやっていたりして明洞に匹敵するほど混雑しておりました。ここでは多国籍の屋台があり料理している人もその国の国籍の人でした。考えてみればこういうところ日本にはないですね。
留学していたときから、日本人学生は日本人同士で遊ぶのに対して韓国人は図書館で勉強する傾向があり、物価が日本より半額だった時代からいつかはいろんな分野で日本を抜かす時が来るかと思ってはいましたが、抜かれたか並ばれた分野は「国民一人当たりのGDP、物価、マナー、家電メーカー、観光、エンタメ」辺りで観光、エンタメの好調が海外での韓国に対するブランド力が上がり、韓国レストラン、韓国製品の売り上げが上がっているように思えます。
また韓国に住まないと気づかないところかも知れませんが、韓国の最低時給は日本よりも低いW6000程度のようで、物価が上がっているのに給料が安いという問題もあり、逆に現代自動車、サムスンの社員はトヨタ、ソニーよりも給料がいいみたいで貧富の差は日本以上のようです。
ジーヨンさんが学生時代によく行っていたトッポキ料理。
オーナーも変わってないらしいけど無愛想で有名らしい。
広蔵市場(クァンジャンシジャン)
屋台のレストランが並ぶエリア。
夜に仁寺洞(インサドン)来たのですがお店ほとんど閉まってました。
地下鉄にあった珍しいもの。サリン事件が発生した場合などのガスマスクだそうです。
Gundam Base in 龍山(ヨンサン)
よくこの昔のアニメをここまで引き伸ばして商売していると思う。
龍山駅にある免税店で見つけたiPad。マレーシアで普通に買ったほうが安いです。
日本でいうLINEみたいなアプリのカカオトークのキャラクター商品