マレーシアでは、老後の年金生活に適した国のひとつとして日本でも注目されているだけに日本企業が多く進出してきているのですが、同時に撤退する企業も多く3年以内で撤退していく会社が7割程度と言われております。
最近衝撃的だったのはお客さんもそこそこ入っていたと思われる麺屋武蔵や、マレーシアで営業を始めたうどん屋などが撤退し、牛丼のすき屋(マレーシアにはしゃぶしゃぶのすき屋もある。)が気づいただけで2店舗閉鎖しており、サークルKも立地場所が悪いところばかりでセブンイレブンとあまり変わらない感じになってしまいココ壱番屋は場所を見つけるのに難易度高すぎたりあまり拡大はしておりません。
まず、日系企業の進出で大きく失敗していると思うところはFacebook以外の情報がなくどこにお店があるのかよく分からないのが特徴です。進出するコストを考えれば独自の.com.myのホームページぐらい作ってもらいたいところです。familymart.com.myはありましたが、どこにお店があるのか検索して調べないと分からない状態です。
今回進出したファミリーマートなのですが、場所はブキビンタンの近くでHoliday Innの隣にありました。お店の品揃えはベトナムのファミリーマートほど日本の商品ばかり置いているというわけではなく、7割はセブンイレブンと同じで3割がファミリーマートオリジナル、日本からの直輸入商品という感じです。
マレーシアではセブンイレブンが圧倒的なコンビ二のシェアを握っているのですが、個人的には買うものは水だけで、飲み物は糖分の高そうな飲み物ばかりで、長期間保存できるような物ばかりがベースになってお弁当などはあまり置いてませんが、ファミリーマートでは多少のお弁当が置いてあったりおむすび、サンドイッチなどがありました。
また、マレーシア発上陸かもですが、日本で大ヒットのコンビ二コーヒーがありました。ただしこれはセルフサービスではなく店員がコーヒーを入れてくれます。なんか日本と微妙に味が違ったような気がしましたが現在は25%オフ対象の商品でRM6.90の25%引きでした。また、店内で飲食できる場所もありました。
マレーシアでは隣接国と比べても異常なほどに大型ショッピングモールができておりどこも集客力が悪い状態でビジネスはそれほど簡単ではなく10年後も営業するには高いハードルがたくさんあると思われますが、そのハードルを越える条件としては日本人のためのコンビ二ではなくマレーシア人のためのコンビ二を展開することだと思われます。その為には、おむすびではなくマレーシアの人気レストランとのコラボ弁当、KFCが集客率高いようにどの宗教でも飲食できる鶏肉を使った商品、MaybankのATMなどとにかく集客力の高いものを置くことが重要なのではないかと思われます。ちなみにマレーシアで一番効果的な広告はマンチェスターユナイテッドのユニフォームにロゴを貼ってもらうことです。
日本にお住まいの方はご存知だと思いますが、氷の容器にコーヒーなどをレジで注げます。
RM6.90 25%引き
これだけ賞味期限がすぐ切れる商品を置いているコンビ二は他ではないです。
海外のカップヌードルって明らかに日本のものより品質落としているんだけど、
これは九州のとんこつ味のスープがおいしかったです。
場所
86, Jalan Raja Chulan Kuala Lumpur 50450 Kuala Lumpur
Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur