マレーシアで中古のPrius C(トヨタ・アクア)買いました。中古車ディラーは危険!

 マレーシアで自分の車として購入するのは、Kancil, Vivaそして今回のPrius Cが3度目になります。最初に購入したKancilは前職を辞める直前に購入し、もともと安い車だったしあまりコンディションも良くはなかったのですが、まあ安い車だしこんなもんだろうと思って乗っておりました。車がどうのこうのというよりディラーの人と仲良くなり後に購入するVivaに対しても保険の対応などをお願いしたりもしておりました。

 2台目に購入した。Vivaは2011年に今の会社に入社してすぐ前任者が退職しそのタイミングでそれまで乗っていたKancilが盗まれ、前任者が売ろうとしていたVivaを購入し今の会社と共に今まで乗ってきております。事故車だったのですがほとんどの部品を交換したらしく大きな問題はあまりありませんでしたが、マレーシアだからなのか自分が所有する車の中では故障が多く、消耗品以外でオルタネータ、ラジエター、パワーウィンドのボタンなどが壊れました。

 今回購入するPrius Cですが最初は今のVivaも問題なく走るし買う必要ないと思っていたのですが、買うきっかけになったのが最初に購入したKancilのディラーがちょうど欲しいと思っていたPrius Cを売っていてしかも値段も普通ぐらいだったので買ってもいいかなと思って連絡したことが始まりでした。

 その車屋は家族経営で、Kancilを購入した担当者は転職してしまったのですが、その担当者の従兄弟に相談するように頼まれ交渉しにいきました。初日は、とりあえず見に行くという感覚で行き車を確認させてもらって、支払うべき総費用を計算してもらい、またVivaを下取りに出した場合でいくら払わないといけないのか計算してもらいました。

走行距離 : 76265km
車両価格 : RM29800
Road Tax : RM100
保険 : RM1690
手数料 : RM4980
値引き: RM1570
合計 : RM35000

で、Vivaは下取りでRM8000といってもらい支払い総額RM27000ということになりました。

 ところが、このディラーが信用できなくなっていくのはこれが始まりでした。車の状態も良さそうなので、翌日嫁と一緒に見に行きました。今回は試乗もして購入を決めたのですが、前回Booking FeeがRM500と言っていたのに対しRM5000に跳ね上がり、更には値引きの価格もRM1570からRM652に変わりました。ただしそれまでは信頼していたのでおそらく値引きの変更は計算ミスだろうと思ってBooking FeeをなんとかRM500に戻してもらい払ってしまいました。それから複雑な話がたくさん出てきました。

1、Vivaを先に預けて欲しい
2、保険もJPJも同行しないといけない。
3、車検のプロセスに最低RM5000を預けなければいけない。
4、JPJで名義を変更する前までには全額払う必要がある。

などと言ってきて、そんな複雑なんだったら値引きの価格元に戻せって言う話しから始まり交渉を続けていたのですが、元々都合の悪いと言っていた日程に今すぐ車預けに来いという電話があり、それをきっかけに信用を失い、まずは他のディラーがどうなのか調査する事にしました。

 結局その複雑なプロセスは他のお店も同じだったのですが、どうしても車の鍵を受け取る前に全額払うのは譲れなかったので何件か当たっていったところ、保険、Road Taxをそちらで払うのであれば、RM800のBooking Feeで鍵を渡すまでの手続きができるというディラーを見つけて結果的にそこで買うことにしました。

 インターネットでマレーシアの中古車を購入するリスクについて調べていると、マレーシア版2ちゃんねる見たいなサイトのlawyat.netのサイトにたどり着き、書いてあることがあまりにもえげつなく、かなり警戒するようになりました。
1、マレーシアはほとんどではなくすべての中古車屋は詐欺師である。
2、走行距離は絶対に偽装
3、中古車屋が手配した保険は一度キャンセルして入りなおしたほうがいい。
4、約束は破る。お金を払ったら態度が急変する。
5、保険料に手数料を上乗せする。
6、買ってからすぐ壊れる。保証期間はない。
7、テストドライブするのに預け金が必要
8、宣伝と実物の走行距離が全く違う。
9、車買うなら個人から購入したほうが安全。
10、JPJに登録に行っている間にタイミングベルトを外され修理代を請求された。
11、マレーシアでは中古車を買うのは危険だから新車買え。

 という書き込みなどが存在し、マレーシアで中古車を探すサイトとして有名なのが、Mudah, Carlist, MotorTrade,辺りなのですが、販売店名も出てくるのでその名前をGoogle Mapsで検索すれば、そのお店の書き込み見れるのでそれを参考にするといいと思います。ただし全体的にどこもレビューの評価悪いですが、今回購入を決めたLaw Brother Autoはかなり他と比べれば良く、同僚もそのお店を知っていたほどでした。

中古車を買うポイントは、
1、JPJの登録までをBooking Feeだけでやってもらう。保険も払う必要あるので、相手が鍵を渡すまでに使う費用として、Booking Feeを払うのが理想。今回保険自分で加入したので、RM800でしたが、RM40000ぐらいの車ならRM2000で十分なはずです。
2、店員がフレンドリーだからと言って信用するな。お金を払ってから態度変わる可能性高い。
3、店名をGoolge Mapsで検索してレビューを確認
4、もしメンテナンスのレコードがあれば走行距離の偽装はない可能性が高いけど、正規デイラーで聞くほうが手堅い。メンテナンスレコードも偽装の可能性あるし。
5、壊れている箇所確認。また部品を取り替える可能性あるので主要な場所は写真を撮る。
6、後から修理するは応じず、修理代を正規ディラーなどで確認して値引きの交渉をする。

保険について
購入を決めた中古車屋でも保険料は交渉次第で大きく異なり、RM1300→RM1000→RM542.30と変わりました。

RM1300 – NCD(No Claim Discount)なしの場合。
RM1000 – 中古車屋でNCD 55%として計算してもらった場合。
RM542.30 – 保険屋に直接足を運んで加入した場合。

でNCDのルールは
1年後 25%, 2年後 30%, 3年後 38.33%, 4年後 45%, 5年後 55%

の割引率が適用されます。適用されるのは1台の車で乗り換える場合は一度今まで乗っていた車のNCDを引き出して新しい車に適用できますが、それまで乗っていた車はNCD 0%からスタートということになります。つまり保険料の高いほうの車にNCDを適用させるのが得だということになります。今回VIVAはRM8000程度なのに対しPrius CはRM33000の保険に加入したのでPrius CにNCDを持ってきたほうが当然特になります。もちろん売る予定のある車に対してはNCDはどんなに保険料が高くても引き出すべきです。

また、今回はもしPrius Cの駆動用バッテリーがなくなると走行不能になるという情報もありますので、レッカー無制限の保険もつけました。これにはNCDは適用されず、RM134別に払いPrius CにRM676.30, 今から約2ヶ月Road Taxが残っているVIVAからNCDを取り除いたのでRM73.70支払い合計RM750を支払いました。保険もアップグレードして保険料が半額程度になったほど保険会社で直接申し込む方が得です。

NCDはレッカーや、窓ガラス破損などの保険に加入していてそれらの保険を請求しても来年のNCD55%は維持しますが、車の盗難、事故などで保険金を請求した場合は、またNCD 0%からスタートということになります。

また、レッカーなどに付帯させた保険は人を跳ねてしまった場合もRM30000だけですが支払われます。ちなみに「もしも人を交通事故で殺してしまった場合」の殺すをkillと言ってしまったのですが、正しい単語はbereavementでkillだと意図的に殺したという意味になるようです。

また、ハイブリッドカー独自のルールなのですが、中古車屋は28000のカバーの保険で十分と言ってきたのですが、保険屋はハイブリッドカーの場合33000カバーの保険に入らないと事故の場合90%程度しか出ないと言われました。もちろんかもしれませんが、駆動用のバッテリーが故障しても保証の対象外でレッカーは保険でできるということでした。

ちなみに最後に購入を決めたデイラーの場合は
走行距離 : 66797km
車両価格 : RM27500
Road Tax : RM90
保険 : RM750
手数料 : RM1800
値引き: RM500 (ただし電動格納ミラー故障:正規販売店で修理代RM900)
合計 : RM29640

で、今のところVivaはRM7000程度で売れる見込みなので、RM22640が今回の出費ということになります。1つ目の信用できないディラーに払ったRM500を含めてもRM23140なので、最初のRM27000と比べるとRM3860安くて10000kmぐらい走行距離も低い車を手にしました。

購入後恐ろしい出来事が発覚
ネットの書き込みの通り、走行距離は偽装でした。トヨタディラーで確認したところ、2017年にはすでに150,000kmでした。また、全額支払う前にテストドライブもしたのですが、エアコン全く問題なかったのに即壊れました。もしかしてですが、テストドライブ時に暖房のテストしてそれからおかしくなった可能性が高いという感じです。ディラーが部品を取り替えたとは考えにくいので本当に運が悪かったと考えていいと思われます。また、この中古車屋を通さず保険に入った為担当者に保険の手数料RM300が入ってこず納車の日にはその担当者はふてくされて姿を現しませんでした。

走行距離150,000kmはひどい話ですが、もっと最悪なシナリオも想像していたのでまあいいかという気分です。どうせ車を売るときも偽装することを前提で売れるわけですし、もし今車が盗まれた場合も支払ったお金相当の保険金が支払われますし、何より中古車で売られているPrius Cのほぼ底値で購入したわけですので、あきらめはつきます。結論を言えばマレーシアで中古車販売業者と交渉するのはかなりハードルが高く、知り合いなどと取引するのが無難だと思います。

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